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ウィンドウズとは何か?OSとパソコンの関係

このサイトまでたどり着いたということは、少なくともパソコンには電源が入っており、インターネットに接続されているということですね。それならば、Windows(ウィンドウズ)が何なのか、なんてことはとりあえず知らなくても困りません。困りはしないのですが、「パソコンの基本のキ」なので、一応簡単に理解しておきましょう。

Windows(ウィンドウズ)って、そもそもなに?

Windows(ウィンドウズ)とは、OS(オーエス)のことです。OSというのは、Operating System(オペレーティング システム)の略称です。……と、アルファベットが並んだ段階で、嫌になってしまいそうですね。

OSとは、ひとことで言ってしまえば「パソコンを動かすための頭脳(ソフトウェア)」のことです。工場で組み立てられたパソコンは、機械の部品の塊です。ここに、OSと呼ばれる「頭脳」を組み込んでやることによって、パソコンはようやく「パソコン」としての仕事を始めるのです。つまり、OSが組み込まれていなければ、パソコンは何の役にも立ちません

早い話、「Windows」とは、「頭脳」の種類のひとつということです。さまざまなメーカーからパソコンが発売されていますが、その多くがWindowsという名前のOSを頭脳として組み込んでいます。ですから、Windowsは、OSの代名詞のように扱われることもあるのです。

Microsoft(マイクロソフト)社とApple(アップル)社

Windows(ウィンドウズ)は、Microsoft(マイクロソフト)社の製品です。世界中のパソコンで使われており、寡占状態です。ですから、Microsoft社は、たいへんなお金持ちです。かなり儲かっています。ウハウハです。

それには及ばないまでも、頑張っているのがApple(アップル)社です。Apple社の開発したOSは、iOSが有名です。Apple社のパソコン、Mac(マック)に組み込まれています。人気のスマートフォン、iPhone(アイフォン)にもこのOSが組み込まれています。

iOSが組み込まれていないスマートフォンには、Android(アンドロイド)というOSが組み込まれているものが多いですね。

OSは進化している!!

学校や社会で勉強をするうちに、人はしだいに賢くなっていきます。

ひらがなの文しか読めなかったのが、漢字がたくさんある本も読めるようになります。足し算引き算しかできなかったのに、方程式の計算もできるようになります。つまり、勉強をすることによってさまざまな「情報」を処理する速度も早くなりますし、処理できる量も増えていくわけです。記憶している情報量も増えていきます。人間の脳は素晴らしいですね。

OSも同じです。

世界中の人が使っていますので、「こんなことができるといいな」「こういう困ったことがあるよ」など、パソコンに要求するものも多種多様にでてきます。それに対応できなければ、商品価値が失われますから、企業はさらに高い性能のものを作る努力をします。それを繰り返すことによって、OSもどんどん賢くなっていくというわけです。

ですから、1985年にWindows 1.01が誕生して以来、約30年ずっと進化し続け現在は、Windows 10 にまで進化しました。

健全なる精神は健全なる身体に宿る

とはいえ、人間のように体とともに脳が発達していけばよいのですが、所詮はパソコンは機械です。一度工場で組み立てられたらそれっきりです。自分ひとりで進化はしてくれません。

ですから、OSを組み込むためのパソコンにも、より高度な処理に耐えられるような能力が求められるようになり、パソコンもあたらしい機種がたくさん売り出されるようになるのです。賢い頭脳には、それにふさわしい「体」が必要ということですね。

「OS(頭脳)」と「パソコン(機械)」と、両方のバランスが大切なのです。まさに、パソコンも「健全なる精神は健全なる身体に宿る」というわけです。

パソコンの寿命

したがって、パソコンは「壊れた」ときだけではなく、「新しいOSが出た」ときにも買い替えが必要とされるのです。残念ながらパソコンは、「まだ使えるのに」という状況でも廃棄せざるを得ないことがあります。

一般的にパソコンの寿命は5年ぐらいとされています。それ以上は、使えないということではありませんし、新しいOSが出たらすぐに買い替えなければならないというものでもありません。パソコンの動きが鈍いなと感じたり(これを「重くなる」と表現します)、(Windows XPのように)メーカーのサポートが切れたりしたときには、パソコンを安全に使うためにも、買い替えを考える必要があるということは理解しておきましょう。