インターネットの世界には
親切で善意のかたまりのような、「お人好し」として定評のある日本人。すばらしい!!と、日本人としては誇らしく、また自分もそうでありたいと思っています。とはいえ、それが裏目に出るのがネットの世界。あくまでも私見ですが、日本人は、どうしてもネットの向こうにいる人に、無意識のうちに「善意」を期待してしまう傾向があるように思います。
もちろん、基本的にはネットの向こうにいるのは「善意の人」たちだと思います。
ですが、「そうではない人もいる」のが真実です。
ワンクリック詐欺(クリックしただけで架空請求される)、アカウント乗っ取り(誰かが自分になりすます)、SNS炎上(言葉の解釈の違いから意見が対立、誹謗中傷の嵐に巻き込まれる)、デマやフェイクニュース等々、インターネットの普及にともなって、そのトラブルも多様化、増加しています。
残念ながら、あなたを狙っている悪党は、インターネット上に、うじゃうじゃいるのだということを認識しましょう。「インターネットは悪の巣窟」ぐらいに思っていても、間違いではありません。
悪と戦う人たちもいる!
とはいえ、そんな悪党たちと戦う人たちもいるんです。
より安全な仕組みで動くソフトウエアを開発したり、被害に遭った人たちの相談・救済の活動をしたりと、“悪いヤツ”から守ろうとしてくれる人たちがいます。ちょっと大げさですが、そうした人たちからのアドバイスや、開発されたソフトウエアなどを適切に使うことによって、たいていのトラブルは回避することかできます。
もちろん、時にはちょっぴり痛い目に合うこともあるでしょう。でも、それも一つの勉強、と割り切る強さも必要です(程度によりますが)。
車の運転だって、ぶつけてしまった車が893さんの高級車というアンラッキーなときもありますよね。でも、そんな最悪の時も、警察や保険会社、修理工場の人など、多くの人が助けてくれるはずです。
パソコンも同じです。
まずは、トラブルにあわないように自衛し、それでもトラブルに遭ってしまったときの対処法や相談窓口を知っておくことが大切なのです。
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