アドセンス

インターネットは専守防衛!カモにも鵜(ウ)にもなってはいけない

インターネットを利用するということは、カモになる可能性が高いということです。これは誰でも同じです。

ですが、カモがネギを背負っているような状態、さらには、そのうえに鍋まで背負っているような状態では、とてもインターネットを使って便利な生活を送りましょうとは勧められません。

まずは、しっかりと自衛すること。必要以上に恐れることはありませんが、インターネットを利用するためには、「我が身は、自分で守る!」という姿勢が大切です。とはいっても、それほど難しいことではありません。

知らず知らずのうちに、ネギと鍋を背負っていることのないように、常に「正しい情報はどれか」と能動的に考えることが大切です(これをメディアリテラシーといいます)。

少し前に「まとめサイト」による根拠のない医療情報の流布が、社会問題へと発展しましたね。「肩こりの原因が幽霊」という思わず笑ってしまいそうな記事が、まかり通っていました。本当に肩こりに悩んでいる人は、藁にもすがるような気持ちで、この記事を読んだかもしれません。それで、医者に行ったのか、お寺や神社に行ったのか、はたまた占い師のような人のところへいったのかは、わかりませんが、そうした「藁をもすがる気持ち」の人を釣り上げようとするのが、インターネット上の悪党たちです。

災害の多い日本では、災害時にもインターネットを通じてまことしやかにデマが拡散されることもあります。中東ではインターネット上に拡散されたデマによって、戦争まで始まりそうになり、政府が本気で鎮火に乗り出したというニュースもありました。また時には、政府などの公的な機関のサイトですら、誤った情報を流してしまうことがあります。

特に最近は、SNS(FacebookやTwitter,Instagramなど)上でのトラブルが社会問題ともなっています。発信されている情報を鵜呑みにして安易に反応すると、思わぬトラブルに見舞われることもありますから、注意が必要です。「自分は大丈夫」とは決して思わず用心して利用するようにしましょう。

「緊急の情報」「お金が関わる情報(早い話がお買い物)」などでは、絶対にカモにも鵜にもなってはいけないのです。

そのためには、必ず複数の情報源にあたる習慣をつけるとよいでしょう。ひとつのサイトの情報だけを信用するということは、危険だと考えてください(もちろんこのサイトも含めて、ですよ)。